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interviewインタビュー

2020.11.13

「できる若手社員の教科書」改訂前インタビュー 制作担当者に聞く教科書に込めた強い想い

できる若手社員の教科書

本日は、教科書改訂を担当しました松山オフィスの濱田・原田に、制作について話を聞きました。

左:原田 茜 右:濱田 奈保

この記事のもくじ

― 濱田さん・原田さん、今日はよろしくお願いします。
まずは、二人のプロフィールを簡単に教えてもらえますか?

濱田教育業界で講師を5年間した後、アビリティーセンターに入社して6年目になりました。人に関わるコミュニケーションに重きを置いて仕事を選んできました。アビリティーでは、初め1年内勤で企業様とスタッフさんのコーディネートを行い、その後はIT系のお客様の委託事業と総合人材サービス営業を4年間兼任した後、この1年間は人材派遣・研修営業を専任しております。

原田新卒でアビリティーセンターに入社し今2年目です。最初の9ヶ月は内勤のコーディネーターを行い、その後コーディネーターと総合人材サービスの営業を3ヶ月兼任、今年4月から営業専任になりました。

教科書でビジネスの基準値を身につけられる

― では、「できる若手社員の教科書」について聞いていきたいと思います。
まず、教科書を通して身につけられるものは何でしょう?

濱田「基準値」を身につけられると思います。
今はネット等で情報があふれている反面、正しい情報を選択するのが難しく、またマナー等は業界によっても異なります。正解はないかもしれないけれど、アビリティーが創業から30年以上研修を行ってきた中で蓄積した、本当に使えるマナーが身につけられると思います。

原田ビジネスで必要なものが身につけられます。
スタンダードなものが1冊で収まっているので、この1冊があれば、いくつもの資料を見直す必要がありません。

― 原田さんは昨年新入社員だったわけですが、実際に使ってみてどうでしたか?

原田(教科書を見返しながら・・)一番書き込みがあるのは言葉使いや電話応対ですね。(教科書に沢山の書き込みがある)苦手意識があったからだと思いますが、色んなパターンの事例集が掲載されているので、「こういう時はこういう対応をすれば良い」と確認でき実際に切り抜けることができました。実践で使えたなと思います。

― この教科書が、他のマナーの本や新入社員の方に向けた研修書籍と異なる点、二人が制作するなかで差別化を心掛けた点は何でしょう?

改訂版は ”今” の現場のマナー

濱田1冊で完結する!

マナーの本は沢山ありますが、目標管理とか報連相とかが入っているのはあまりないのではないでしょうか?
また、机上のマナーじゃない。
正しいマナーはこうです、というだけでなく、なぜそれが必要なのかも記載して、理想論ではなく実践的な内容にしました。この教科書を使用して実際に多くの企業様の新入社員の方に研修をさせていただいているので、掲載されているのは現場のマナーです。

― 「机上のマナーじゃない」は良いフレーズですね。

原田マインドに関する本、自己啓発本は沢山ありますが、マナーにマインドを加えたものは珍しいのではないかと思います。

濱田やはり仕事においてコミュニケーションは大切で、コミュニケーションにおいてマナーは大切、コミュニケーションとマナーは切っても切れない関係なんです。この教科書でその繋がりをお伝えできればと思っています。
また、先輩として後輩に教えるときも、自分も復習をしながら伝えやすい流れになっています。
そう、、繋がるツールですね!コミュニケーションツール!
先輩と後輩の共通言語になります。

原田若手目線で言うと、今っぽさが大事だと思っています。
具体的に言うと、改訂前の教科書では、女性はスカートのスーツしか掲載がありませんでしたが、パンツスーツの人もいるでしょ、とか。「学生と社会人の違い」の項目も削除しました。
多様性が大事な社会になりつつあるので、小さなことですが反感買うんじゃないかと(笑)。
自分が研修を受けた時の疑問、マナーを押し付けられることによる「ちょっとした抵抗感」をなくしたいなと思いました。

濱田「こうあるべき」というのは良くないよね。楽しく働くために身につけていただきたいと思っていますので。
コミュニケーションが取れる、取れないで、働きやすさは大きく変わってきます。
だから、マナーを身につけるのは、自分のためにやるものなんですよね。

― 知識の押し付けではなく、ご自身が楽しく働けるために身につけていただきたい、ということなんですね。

濱田また、せっかくご購入いただくなら良いもの、効果があるものにしたい。
この教科書をご購入いただけるなら、読んでいただける方のマナーは同じクオリティにしたい、標準化したい、という思いがありました。

嫌だったことを後世に繋げたくなかった

― 今回二人は教科書改訂に自分から名乗りをあげたと聞きました。普段の業務もある中、なぜ参加することにしたんですか?

原田私はプロジェクトが発足したときにオンライン研修を沢山担当していたので、この知識や経験が研修教材としての教科書改訂に繋げられるのではないかと思ったからです。

― なるほど。

原田あと、自分がマナー研修を受けて嫌な想いをしたことを忘れる大人になりたくなかった!

― 原田さん、いいですね!(笑)

原田嫌なことは後世に繋げたくなかったんです。若手社員の気持ちがわかる2年目という今だからこそ「ちょっとした抵抗感」もなく受け入れられる教科書をつくりたいと思いました。

― 自社の社員ながら良い考えだと思います。。

濱田私はとても現実的な理由ですが、自分がお客様にオススメするものなので、改訂プロジェクトに携わっていた方がより具体的に自分の言葉で教科書の良さや活用方法を自分のお客様に伝えられると思ったのがきっかけです。

― 自分で制作したものだから、自信を持ってお勧めできるんですね。

絶対後悔させないという想い

― では最後に、この教科書にご興味をお持ちの方にメッセージはありますか?

濱田後悔させません!
ご購入いただいたからには、後悔はさせません。
人間関係にお困りのお客様は多くいらっしゃいます。その悩みの多くは、コミュニケーションで改善できる。
そのためにはマナーが必要で、この教科書を通してマナーをお伝えすることによってお客様のお悩みが少しでも解決すればと思っています。
とにかく、後悔させません!

原田私は・・ 「上から押し付けられるんじゃなく、若手目線も入れてみた」です。

あとは、時代が変わればスタンダードも変わるし、これが絶対の正解ではないと思っています。
「今」のベストを尽くしたので、まずは手に取ってお確かめください!

― ありがとうございます!二人のこの教科書へのすごく強い想いがわかりました。

セミナーのご案内

今回制作の話を聞いた「できる若手社員の教科書」改訂版のご紹介を含めたセミナーを2020年11月20日(金)にオンラインで開催致します。

新入社員研修もリアルで行うべきか、オンラインとすべきか議論がなされる中、本セミナーでは2021年新入社員研修の在り方について、情報提供を行った上で、受講者の皆様の情報交換の「場」
を提供いたします。ぜひご参加いただけましたら幸いです。

セミナーは終了いたしました