interviewインタビュー
2021.03.30
小島社長の元気な会社を作る「成功のレシピ」
アビリティーセンター 以下アビ小島先生、本日は宜しくお願い致します。
まずはプロフィールをお聞かせいただけますでしょうか。
小島先生 以下敬称略宜しくお願いします。1957年福岡県博多の生まれです。スポーツ好きで高校時代にはヨットでインターハイにも行きました。福岡県立修猷館高校から明治大学政治経済学部に進学し、卒業後に本の卸であるトーハンに入社しました。
アビスポーツは他にも何かされましたか?
小島ヨットの他には学生時代に始めた草ラグビーは長く続けて、最後は東京都ラグビーフットボール協会公認レフェリーの資格まで取りました。
アビそうなんですね。トーハンでは、どんなお仕事をされましたか?
小島本社で営業部長、情報システム部長などを経験した後に執行役員九州支社長を経て2013年に突如、経営不振に陥っていた愛媛松山の明屋書店(はるやしょてん:当時全80店舗)への出向を命じられ社長に就任しました。
アビ突然の地方書店への出向は苦労も多かったのではないでしょうか?
小島そうですね。経営不振の本屋の経営再建が仕事ですから苦労の連続でした。経営は3つの要素で成り立っています。お金「ファイナンス」に売り方「マーケティング」そしてやる気を引き出す「マネジメント」ですが、当時の明屋書店にはこの3つが全て欠けていました。お金無し、売り方の工夫無し、やる気無しの3無しです。
アビそれをどうやって乗り越えて来られたのですか?
小島もちろん、無駄を排除するコストカットには取り組みましたが、一番注力したのは社員、パート・アルバイトに至る明屋書店で働く人のモチベーションを向上させる「マネジメント」です。
アビ「マネジメント」ですか。もう少し詳しく聞かせてくださいますか?
小島人は誰かから「やる気を出せ!」と言われてやる気が出るものではありません。先ずは、上司が部下に誠実な関心を持ち、日常のコミュニケーションを取る。上司からの朝の明るい挨拶だって大切なことの一つです。その上で、明屋書店で働く意味や地域への貢献などを社員たちのみんなと一緒に考えていくようにしました。そうすると徐々にモチベーションが上がり、日々の仕事にイノベーション(革新)が生まれてきました。
アビそれは、小島先生が実際に現場で実践されてきたことだと思いますが、その成果はどんな具合に出て来ましたか?
小島私が着任するまでは、5期連続で赤字の会社だったのですが、一人もリストラせずに2年半で業績をV字回復させ、光栄なことに“週刊ダイヤモンド”の「地方元気企業ランキング」で明屋書店が日本一に選ばれるまでになりました。
アビ凄いですね!
小島ありがとうございます。これは、“魔法の杖”を使ってできた事ではなくて、どんな業種でも業績が向上するようになる「成功のレシピ」を私が地道に実践しただけなんです。
アビ「成功のレシピ」って気になりますね。
小島そうですよね。それで2017年の自分の定年退職をきっかけに経営コンサルタントとして独立して、今は中小企業向けコンサルティングと講演会講師、企業研修講師の仕事を通して、この「成功のレシピ」をお伝えし、一人でも多くの経営者、ビジネスパーソンを勇気付けて元気にすることを自分自身の使命と思って日々活動しています。
アビ素晴らしいお考えですね。よろしければ、これから小島先生の研修の受講を検討されている方に、メッセージを頂けますでしょうか?
小島「努力は成功を約束しないけれど、成長を約束する」という言葉があります。私の研修は、受講生の皆さん自身に考えて貰うことを大切にしています。なぜなら、ビジネスにおける正解は自分で考え、探す中でしか見つからないからです。「研修を受けて知識を得た」というよりも「何かを学び成長できた」と実感できる研修を目指しています。受講生の皆さんとお会いできる日を楽しみにしております。
アビ本日は誠にありがとうございました。
元気ファクトリー株式会社 代表取締役 小島俊一氏
ホームページ:https://land-eye.jp/ 【小島俊一】で検索
NPO法人 日本がんサバイバーシップネットワーク理事
資格:中小企業診断士、産業カウンセラー、ビジネスコーチ
著作:「会社を潰すな」PHP文庫 ※書店を舞台にした企業再生小説です。
小島先生が行われている研修
「元気な組織の作り方」(1日の研修)
~やる気スイッチをONにする~
目的 | 働く人のモチベーションが向上し成果が出る「成功のレシピ」を学び、日々の仕事に活かせるようになる。 |
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研修内容 | 企業研修で一番の人気を誇るセミナーです。マネジメントとマーケティングを従来にない視点で学び直し、実践現場で活かせる「成功のレシピ」を身に付けます。豊富な事例で基本理論を学ぶレクチャーと受講生の気づきを促す参加型ワークで構成されています。 |
ゴール | やる気スイッチがONになった社員が企業全体を俯瞰する視点を身に付け、働く意味を改めて考え、組織を元気にする行動ができるようになる。 |
「マーケティングマインドを現場に活かす」(半日~1日の研修)
~“マーケティング理論“を学んで、成果に繋げる~
目的 | マーケティングの本質を学び、顧客視点の思考方法が身に付く。 |
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研修内容 | 企業は社会に何を提供している組織なのでしょうか?顧客は他社ではなくなぜ自社を選んでくださるのでしょうか?マーケティング基本理論のレクチャーと受講生が自分で考え学び続けるワークで構成する研修です。マーケティングマインドを現場で活かす「成功のレシピ」を学びます。 |
ゴール | マーケティングの基礎知識と思考方法が身に付き、日々の仕事を顧客視点で見直し、新たな企業価値を考え実践する幹部社員を育成する。 |
※ご要望に応じて「マーケティング知識確認テスト」も実施します。
「マネジメント思考で組織を元気にする」(半日~1日の研修)
~組織のパフォーマンスを最大化する“マネジメント思考”とは何か?~
目的 | 組織のパフォーマンスを最大化する為のマネジメント思考が身に付く。 |
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研修内容 | マネージメント思考の為に必要な「コミュニケーションの基礎と実践」「メンバーのモチベーションを向上」「イノベーションが起こすプロセス」を学びながら組織を活性化させる「成功のレシピ」を身に付けます。 |
ゴール | 組織を活性化させ、部下育成と業績向上を達成する為の「マネジメント思考」を身に付けた管理職を育成する。 |
「クレーム対応入門」実践編 ※「マネジメントの基礎と実践」のoption
~身に付ければ百人力の“クレーム対応”の心構えとスキルを学ぶ~
目的 | クレーム対応の基礎を学び。汎用性のあるクレーム対応スキルの習得。 |
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研修内容 | クレーム対応の基本をお客様心理から考えます。クレーム対応で一番必要なものはお客様への「共感力」です。オリジナルの「クレーム対応フロー」を使いながら理論と実践方法を学び、このスキルが身に付けば誰でもクレーム対応の達人になれます。 |
「決算書の読み方 基礎の基礎から実践まで」(2時間の研修)
~誰でも2時間で“決算書”が読めるようになる~
目的 | 苦手意識を持つことの多い決算書が読めるようになる。 |
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研修内容 | オリジナルのテキストと実際の決算書と参考図書(拙著「会社を潰すな」PHP文庫)で具体的に決算書の構造と決算書特有の用語も分かり易く説明します。受講生は実際に電卓で決算書の数字を確かめながら、理解を深める研修です。簿記や仕分けの知識などは一切不要です。 |
ゴール | 損益計算書と貸借対照表の基本を理解し、決算書が読めるようになる。 |
※実際の決算書事例検討をふんだんに取り入れた半日研修もあります。
幹部社員が学ぶ「リーダーシップ入門」(半日の研修)
~リーダーシップを実践的に学ぶ~
目的 | リーダーシップの本質を学びリーダーとしての役割を再認識する。 |
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研修内容 | プレイヤーとリーダーの役割の違いや経営戦略基礎理論を豊富な事例と共に学ぶ他にクロスSWOT分析、GROWモデルなどのビジネスパーソンに必要な経営戦略の基本知識と戦略的思考法を具体的に身に付ける実践型の研修です。 |
ゴール | 自分の会社がもつ本質的な価値を改めて自覚したリーダーシップを身に付けている幹部社員を育成。 |
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以下研修は終了いたしました